アプリコットの子犬を迎えて半年ほど経ったころ、写真を並べてみたら色が違って見えた。退色という言葉で調べて、よその犬の画像と見比べているところかもしれません。
トイプードルのアプリコットの退色は、画像で見ると全体が明るくなり、顔周りや耳だけ濃さが残る形で進みます。色が変わったというより、濃さが抜けていく変化です。
写真を比べるときにそろえる5つの条件を表にして、公式の毛色の決まりで確かめた呼び名も載せました。いつから進むのか、原因や戻るのかも続けて書いています。
- 画像でどこが変わって見えるか
- 写真を比べる5つの条件
- 退色が始まる時期と戻るのか
トイプードルのアプリコットの退色は画像で見ると色が抜けた印象に変わる

トイプードルのアプリコットの退色は、画像で見ると色味が変わるのではなく濃さが抜けていきます。子犬のころの濃いオレンジがかった色が、成犬では明るいベージュ寄りに見えるという形です。
写真を並べたときに「別の子みたい」と感じるのは、体のほとんどが明るくなる一方で、一部だけ濃さが残るからです。全体が同じだけ薄くなるわけではありません。
残りやすいのは顔周り、耳、足先で、足だけ濃い色が残って靴下をはいたように見えることもあります。この濃淡のばらつきが、画像で受ける印象を大きく変えています。
アプリコットは公式の毛色の決まりではオレンジ・フォーンにあたる
アプリコットという色は、犬種の公式な決まりでは「オレンジ・フォーン」と呼ばれています。2026年10月13日に確認した時点で、ジャパンケネルクラブの犬種紹介のプードルのページにそう書かれていました。
同じページの毛色の項目では、単色として挙げられているのはブラック、ホワイト、ブラウン、グレー、フォーンの5つです。アプリコットという呼び名は、このうちフォーンの中の濃さの名前として出てきます。
フォーンについては「ペール・フォーンからレッド・フォーン、或いはオレンジ・フォーン(アプリコット)まである」と書かれていました。つまりクリーム、アプリコット、レッドは別の色ではなく、1つの色群の濃淡の位置づけです。
色が抜けて見えるのはフォーンという同じ色群の中の移動
色が抜けて見える変化は、フォーンという同じ色群の中で位置が動いていると考えられます。濃い側のレッド・フォーンから、明るい側のペール・フォーンへ向かう動きです。
この並びを知っていると、写真の見方が変わります。レッドに見えた子がアプリコットに見え、アプリコットに見えた子がクリームに見えるのは、同じ道筋の途中を切り取っているだけだと分かります。
公式の決まりには「フォーンは均一な色でなければならない」という記述もありました。退色の途中で濃淡がまだらに見える時期は、この均一という条件から外れている状態にあたります。
濃さが残りやすいのは顔周りと耳と足
濃さが残りやすいのは、顔周り、耳、足先の3か所です。背中から胴にかけてが先に明るくなり、この3か所が後から追いかける形になります。
公式の決まりにも、明るいフォーンの犬については色素沈着はできるだけ暗い色であるべきだという記述がありました。鼻や目のまわり、口のふちといった皮膚の色は、毛の明るさとは別に見る部分です。
写真を撮るなら、この3か所と背中を1枚ずつ分けて残してください。全身1枚だけだと、どこが動いたのかが後から追えません。
白っぽい毛が混ざる場合は斑との区別で見る
白っぽい毛が混ざってきた場合は、全体が明るくなる変化と、白い部分がまとまって出る変化を分けて見てください。前者は濃さが抜ける動きで、後者は毛色の出方そのものが違います。
公式の決まりでは、グレーやフォーンの被毛に白い斑が入るのは非常に望ましくないと書かれていました。斑というのは胸や足先などに白い部分がまとまって出る形で、全体がふわっと明るくなるのとは別の扱いです。
写真で見分けるなら、白い毛が1本ずつ混ざっているのか、面として白いのかを拡大して確かめます。面として白いなら、退色ではなく生まれたときからの出方という可能性が高くなります。

毛の色と、鼻や口のふちの色は別に見ると、変化の整理がしやすくなりますよ。
トイプードルのアプリコットの退色の画像は5つの条件をそろえて比べる

トイプードルのアプリコットの退色の画像を比べるときは、光、カットからの日数、部位、距離、時刻の5つをそろえてください。この5つがそろっていない写真を並べると、退色していない子でも色が変わったように見えます。
よその犬の写真と自分の犬を見比べても、撮った条件が違えば濃さの比較になりません。比べる相手は、同じ条件で撮った自分の犬の過去の写真です。
| 条件 | そろえ方 | そろえないと起きること |
|---|---|---|
| 光 | 同じ窓際か同じ照明の下で撮る | 屋外と室内で1段階ぶん濃さが違って見える |
| カットからの日数 | トリミング後◯日目と決める | カット直後だけ濃く写る |
| 部位 | 背中・顔周り・耳・足を別に撮る | 濃さが残った場所に印象が引っ張られる |
| 距離 | 同じ距離から同じ画角で撮る | 寄るほど毛の根元が写って濃く見える |
| 時刻 | 同じ時間帯に撮る | 朝夕の光で色みが転ぶ |
5つのうち最初にそろえるなら、光とカットからの日数の2つです。この2つだけで、見え方の差はかなり小さくなります。
光は同じ窓際か同じ照明の下で撮る
光は、家の中で1か所を決めて固定してください。晴れた日の屋外は色が飛んで明るく写り、夜の室内照明では黄色みが乗ります。
撮る場所を決めたら、床や壁の色も変えないほうがいいです。白い床の上と濃い色のマットの上では、同じ毛色でも明るさの印象が変わります。
スマホの自動補正も効いています。明るさを自動で合わせる設定のままだと、背景の明るさに合わせて毛色まで調整されるので、できれば加工なしで残してください。
カットからの日数をそろえる
カットからの日数は、トリミング後◯日目という形で決めておきます。短くカットした直後は毛の根元側が表に出るため、濃く見えることがあります。
伸びてくると毛先が外に向き、同じ犬でも明るく見えます。同じ月に撮った2枚でも、カットの前後なら比較には使えません。
カットの長さそのもので見え方が変わる話は、夏向けの短いカットの長さをまとめた記事でも触れています。比べる写真を選ぶときの目安にしてください。
同じ部位を同じ距離から撮る
部位と距離は、背中・顔周り・耳・足の4枚組を同じ距離で撮るのがおすすめです。全身1枚では、濃さが残っている場所に目が引っ張られます。
近づいて撮ると毛の根元が写り込み、離れて撮ると毛先の明るさが勝ちます。アプリコットは根元と毛先で濃さが違う時期があるので、距離の差がそのまま色の差に見えてしまいます。
月1回、同じ曜日に4枚だけ撮ると決めておけば、1年で48枚の記録になります。並べたときに初めて、ゆっくりした変化が形として見えてきます。
根元と毛先は分けて見ると変化の向きが分かる
根元と毛先は、分けて見ると変化がどちらへ向かっているか分かります。毛先が明るくて根元が濃いなら、濃い毛が新しく生えてきている途中ということです。
反対に根元のほうが明るければ、これから生えてくる毛が明るい側に動いていると読めます。全体の印象だけを見ていると、この向きは分かりません。
見るときは、背中の毛を指で分けて地肌の近くまで見える状態で1枚撮ってください。明るい窓際で撮れば、根元と毛先の差はスマホでも十分写ります。
トイプードルの退色がいつから始まるかは生後半年ごろからとされる

トイプードルの退色が始まるのは、生後半年ごろからとされています。1歳を過ぎてから気づく人も多く、始まりの時期をはっきり決めるのは難しい変化です。
気づくきっかけは、だいたい写真です。日々見ていると変化が分からず、半年前の画像と並べて初めて「薄くなっている」と分かります。
相談として残っているものでは、1歳5か月で子犬のころより明るいベージュ近くまで変わり、頭と足だけ濃さが残っているという例がありました。1頭の記録なので目安にはできませんが、進み方の形としては参考になります。
落ち着いてくるのは2歳から3歳ごろという目安
変化が落ち着くのは、2歳から3歳ごろという目安で語られています。子犬の毛から成犬の毛へ入れ替わる時期が終わるあたりです。
ただし止まるというより、進み方がゆるやかになるという感覚のほうが近いです。シニアになってから白い毛が混ざる変化は、退色とは別の動きとして出てきます。
成長の節目そのものを知りたいときは、体重の伸びが止まる時期をまとめた記事も合わせて見てください。毛の変化と体の変化は時期が重なります。
生後半年より早く変わる子も遅い子もいる
生後半年という目安より早く変わる子も、遅い子もいます。生後3か月で明るくなってきた子もいれば、2歳を過ぎてもほとんど変わらない子もいます。
だから「半年で変わらなかったからこの子は退色しない」とは言えません。変化の速さは毛色の濃さだけで決まるものではないからです。
早いか遅いかを気にするより、変化の向きだけ記録しておくほうが役に立ちます。明るくなっているのか、濃さが戻ってきているのかが分かれば十分です。
時期を調べた公的な調査は見つかっていない
時期については、頭数つきの公的な調査を見つけられませんでした。生後半年から、2歳から3歳で落ち着くという言い方は、飼い主や販売側の経験から出てきた目安です。
公式に当たれるのは毛色の呼び名と規定までで、何歳で何パーセントが明るくなるという数字は公開されていません。だからこの記事でも、時期は幅のある目安として書いています。
数字の裏づけがないものは、自分の犬に当てはめすぎないほうが気楽です。手元の写真が、いちばん確かな記録になります。
トイプードルの退色の原因は遺伝と成長による毛の入れ替わり

トイプードルの退色の原因として挙げられるのは、生まれ持った毛色の性質と、成長に伴う毛の入れ替わりです。どちらも避けられるものではありません。
毛は一生のあいだ生え替わり続けます。入れ替わるたびに新しく生えてくる毛の濃さが少しずつ変われば、全体の印象もゆっくり動きます。
この犬種の毛は巻き毛のシングルコートで、抜けにくい反面もつれやすい毛質です。抜けにくいということは、同じ毛が長く残るということで、根元と毛先の濃さの差が写真に出やすい理由にもなります。
親の毛色を見ても進み方は読み切れない
親の毛色からは、進み方を読み切ることはできません。父がレッド、母がアプリコットという組み合わせでも、明るいベージュ近くまで変わった例があります。
その相談に付いた答えでは、毛色の濃さは掛け合わせよりその子の体質によるところが大きいと書かれていました。複数頭を見てきた飼い主の実感としての答えです。
迎えるときに両親の写真を見せてもらうのは意味があります。ただ、将来の色を約束するものとしては受け取らないほうが、あとで戸惑いません。
成長とともに毛質が変わって色の見え方も動く
毛質の変化も、色の見え方を動かします。子犬の細くやわらかい毛から、成犬のしっかりした巻き毛へ入れ替わる時期がいちばん大きく動くところです。
巻きが強くなると光の当たり方が変わり、同じ色でも明るく見えます。毛が増えて密になるほど、根元の陰に濃い部分が隠れるからです。
つまり色素そのものの変化と、光の反射による見え方の変化が同時に起きています。写真で追うときは、この2つが混ざっていることを前提にしてください。
色だけで病気と結びつける記載は品種ページに無い
毛色が明るくなること自体は、病気のしるしとして扱われていません。獣医師監修の品種ページを確かめても、退色についての記述そのものがありませんでした。
気をつけたいのは、色ではなく毛の抜け方と皮膚の様子です。左右対称に毛が薄くなる、地肌が見える、赤みやかさつきが出ているといった変化は、色の話とは別に見てください。
毛の量が減っている、触ると痛がるというときは家で待たないほうがいいです。心配なときは動物病院へ相談してください。
トイプードルの退色した色が戻るかはフードでは言い切れない

トイプードルの退色した色が戻るかどうかは、フードを替えたからという形では言い切れません。濃さが戻ったという記録はありますが、何が効いたのかを切り分けられていないからです。
同じ時期に、カットの長さ、季節、年齢、撮った条件も動いています。1つの原因に結びつけるのは、材料が足りません。
戻ることを目標にするより、今の濃さを記録しておくほうが現実的です。戻ったかどうかも、結局は同じ条件で撮った写真でしか確かめられません。
部分的に濃さが戻ったという記録はある
濃さが戻る例は、部分的な形で記録されています。いったん明るくなった毛が、背中や耳のあたりから濃くなりだしたという飼い主の記録があります。
その記録では、食事を替えた時期と重なっていたことと、子犬のころの栄養状態から回復したのではないかという2つの見方が並べて書かれていました。本人も結論は出していません。
私はこの手の記録を、期待するためではなく「全身が一方向に進むわけではない」という証拠として見ています。濃くなる場所があること自体は、写真で追う意味を強くしてくれます。
フードは色を濃くする目的では選ばない
フードは、色を濃くする目的で選ぶものではありません。毛色を戻す効果が確かめられた食べ物やサプリメントは見つけられませんでした。
選ぶときに見るのは、年齢に合っているか、便の状態が落ち着いているか、体重が増えすぎていないかです。毛や皮膚のためには、特定の成分より続けられる栄養のバランスが先に来ます。
替えるときは1〜2週間かけて少しずつ混ぜてください。色の変化を見たいなら、替えた日付と写真を一緒に残しておくと後から照らし合わせられます。
ブラッシングは色より毛と皮膚のために続ける
ブラッシングは、色のためではなく毛と皮膚のために続けるお手入れです。巻き毛のシングルコートは抜けにくいかわりにもつれやすく、こまめなブラッシングと定期的なトリミングが必要とされています。
もつれが固まると根元が引っ張られて、毛が途中で切れます。切れた毛が混ざると色がくすんで見えるので、見た目の面でも結果的に効いてきます。
強い力で毛をとかすのは逆効果です。毛を少しずつ分けて、皮膚の赤みやかさつきも一緒に見ながら進めてください。

色の変化は止めようとすると疲れてしまうので、まずは記録を残すところから始めれば大丈夫です。
トイプードルのレッドの退色の画像とアプリコットの違いは出発点の濃さ

トイプードルのレッドの退色の画像とアプリコットの画像の違いは、出発点の濃さだけです。進む方向は同じで、明るい側へ向かっていきます。
公式の決まりではレッドはレッド・フォーン、アプリコットはオレンジ・フォーンで、どちらもフォーンという1つの色群の中にあります。だから途中の見え方が重なるのは当たり前のことです。
販売の場面で付いた呼び名と、今の見た目が合わなくなることもあります。呼び名は迎えた時点の濃さで付くので、1年後の写真と食い違っていても間違いではありません。
レッドから進むとアプリコットに近い明るさで止まることがある
レッドの子は、進んだ先でアプリコットに近い明るさに見えることがあります。色が抜けた結果として、もとのアプリコットの子と見分けがつきにくい濃さに重なります。
そこからさらに明るくなれば、クリームに近い見え方まで進みます。どこで止まるかは、その子によって違います。
だから他の子の画像で「これはレッド」「これはアプリコット」と判断するのは難しいです。濃さの比較は、同じ条件で撮った自分の犬の写真だけで足ります。
クリームとの境目は写真だけでは決められない
クリームとの境目は、写真だけでは決められません。公式の決まりでも、ペール・フォーンからオレンジ・フォーンまでが連続した幅として書かれているだけで、区切る数値はありません。
血統証明書に書かれた毛色は、登録したときの記載がそのまま残ります。見た目が明るくなっても、書類の毛色が自動で書き換わることはありません。
毛色の記載を訂正したい場合は申請が必要で、1頭につき800円かかると案内されていました。手続きの対象かどうかは、登録した団体で確かめてください。
変わりにくいといわれるのは黒い毛色
変わりにくい毛色として挙げられるのは、黒い色です。反対に変わりやすいのは、レッドやアプリコットのような濃い側のフォーンだとされています。
黒い毛でも、年齢とともに色あせて見えたり白い毛が混ざったりします。変わらないのではなく、変わり方が目立ちにくいという違いです。
変わりにくい色を選べば印象が保てるという考え方もできます。ただ、迎えた後にできることは色を保つ工夫ではなく、変化を記録することだけです。
トイプードルのアプリコットが珍しいかは登録の数字では確かめられない

トイプードルのアプリコットが珍しいかどうかは、登録の数字では確かめられません。犬種ごとの登録頭数は公開されていますが、毛色別の内訳は出ていないからです。
公開されている数字では、プードルは2025年の1年間で69,342頭が新しく登録されて犬種の1位でした。内訳はトイが66,189頭、ミニチュアが260頭、ミディアムが372頭、スタンダードが2,521頭です。
これは1年間に新しく血統登録された数で、日本にいる総数ではありません。アプリコットが何頭なのかは、この数字からは分かりません。
毛色別の登録頭数は公開されていない
毛色別の頭数は、公開されている統計の中にありません。だから「アプリコットは珍しい」「レッドがいちばん多い」という比較は、数字では裏づけられない状態です。
人気の順番として語られているものは、販売の場で見かける数や問い合わせの多さから来た感覚です。地域や時期で入れ替わるものなので、固定の順位として受け取らないほうがいいです。
私だったら、珍しいかどうかは選ぶ基準から外します。数年後にいちばん長く見ているのは色の希少さではなく、その子の体と性格だからです。
レア色と呼ばれる5つの色は2026年1月からスタンダード外
レア色として並べられる色のうち、5つは2026年1月から犬種の基準の外に移りました。ジャパンケネルクラブの毛色の改正のお知らせでは、ベージュ、ブルー、カフェ・オ・レ、シャンパン、シルバー・ベージュが対象として挙げられています。
対象になるのは2026年1月1日以降の登録分で、血統証明書の毛色の欄に印が付く扱いです。それ以前に登録された犬は、名義変更などで印の対象が変わることはないと案内されていました。
ここで大事なのは、退色して明るくなった色と、ベージュとして登録された色は別物だということです。見た目がベージュ寄りになっても、書類の毛色が勝手に移るわけではありません。
公認の毛色の数え方は一覧で並ぶ数より少ない
公認の毛色は、単色としては5つしか挙げられていません。公式のページに並んでいるのはブラック、ホワイト、ブラウン、グレー、フォーンで、ここに2色以上の組み合わせが別枠で続きます。
10色以上の一覧として語られるときは、フォーンの濃淡を別々の色として数えている形です。レッド、アプリコット、クリームが3つに分かれるのは、この数え方による違いです。
どちらが正しいという話ではなく、物差しが違うだけです。退色で呼び名が動くように見えるのは、細かく分けた呼び名のほうを使っているからだと考えられます。
値段は色だけで決まらない
値段は、毛色だけでは決まりません。公的な価格表のようなものはなく、月齢、血統、体の大きさ、迎える経路によって幅が出ます。
珍しいと言われる色に高い値が付く場合もありますが、その理由が説明されているかは確かめたほうがいいです。色の薄い犬に不調が多いという話も見ますが、根拠となる調査は確かめられませんでした。
私だったら、同じ値段の幅の中なら体の作りと親犬の様子を先に見ます。色は変わるものだと分かっていれば、迷う材料が1つ減ります。
アプリコットのトイプードルの涙やけは毛が明るいほど目立つ

アプリコットのトイプードルの涙やけは、毛が明るいほど目立ちます。退色が進んで顔周りが明るくなると、同じ汚れでも色の差が大きく見えるからです。
つまり涙やけがひどくなったのではなく、見えやすくなっただけの場合があります。写真で比べるときは、涙やけの範囲と毛の明るさを分けて見てください。
とはいえ、範囲が広がっているなら別の話です。目の下だけでなく口のまわりや鼻の脇まで色が付いているときは、涙の量そのものを見る場面になります。
涙があふれる状態は目の病気として挙げられている
涙があふれる状態は、この犬種で気をつけたい目の不調として挙げられています。涙の通り道がふさがる状態はマルチーズやプードルに多く見られ、あふれた涙が目の周りの皮膚を変色させると説明されていました。
色が付いているのは毛だけではなく、皮膚にも変化が出ます。皮膚が赤い、においが出ている、かゆがって顔をこするといった様子は、拭き取りで片付く話ではありません。
目の周りが赤くなっている場合の見方は、目の周りが赤い原因をまとめた記事にも整理しています。心配なときは動物病院へ相談してください。
家でできるのは拭き取りと記録まで
家でできることは、やわらかい布で濡れたところを拭き取り、様子を記録するところまでです。乾いた毛にこすりつけると、皮膚を傷めてしまいます。
記録するのは、拭いた回数と範囲が広がっているかどうかの2つで足ります。写真で残すなら、顔周りの1枚を同じ距離で撮ってください。
市販の拭き取り用品を使うときは、目に入らない形で使えるものを選びます。原因を取り除くものではないので、続けても範囲が広がるなら相談に切り替えてください。
毛の明るさで目立ち方が変わるだけのこともある
目立ち方の変化は、毛の明るさだけで起きることもあります。濃い色の毛では涙の跡が分かりにくく、明るくなるほど同じ跡がはっきり見えます。
だからカットの直後に「急に涙やけが出た」と見えることがあります。短くした分だけ皮膚が近くなり、色の差が見えやすくなるからです。
判断の材料は、涙で濡れている時間が増えているかどうかです。濡れていないのに色だけ見えているなら、前からあった跡が見えてきただけと考えられます。
トイプードルのアプリコットの退色と画像に関するQ&A

アプリコットのトイプードルは退色しますか?
アプリコットのトイプードルは、多くの場合で明るい側へ変わっていきます。濃いオレンジがかった色から、ベージュ寄りの明るさに見えるようになる形です。
ただし進み方と止まる位置には個体差があります。ほとんど変わらないまま成犬になる子もいるので、必ずこうなるとは言えません。
トイプードルの退色はいつから始まりますか?
トイプードルの退色は、生後半年ごろから始まるとされています。1歳を過ぎてから、半年前の写真と比べて気づく人も多いです。
落ち着いてくるのは2歳から3歳ごろという目安です。どちらも頭数つきの調査ではなく、経験から語られている時期になります。
トイプードルのレア色は何ですか?
レア色として並べられるのは、カフェ・オ・レ、シャンパン、シルバー・ベージュ、ブルー、ベージュなどです。この5つは2026年1月から犬種の基準の外に移りました。
基準の外になっても飼うことや登録ができなくなるわけではありません。血統証明書の毛色の欄の扱いが変わるという話です。
トイプードルで一番高い色は?
一番高い色は、公的な価格の資料では確かめられませんでした。珍しいと言われる色に高い値が付く傾向はありますが、順位を示す数字は公開されていません。
値段は月齢、血統、体の大きさ、迎える経路でも動きます。色だけを理由に高い値が付いている場合は、その理由を聞いてみてください。
トイプードルの退色の原因は何ですか?
原因として挙げられるのは、生まれ持った毛色の性質と、成長に伴う毛の入れ替わりです。新しく生えてくる毛の濃さが少しずつ変わることで、全体の印象が動きます。
毛質が変わって光の当たり方が変わる分も混ざっています。色素の変化と見え方の変化は、写真の上では分けられません。
トイプードルの退色は戻りますか?
トイプードルの退色が戻るかどうかは、確かめられていません。部分的に濃くなりだしたという飼い主の記録はありますが、何が効いたのかは切り分けられていません。
フードやサプリメントで戻すという話も、確かめられた裏づけがありません。戻すことを目標にせず、今の濃さを同じ条件で記録してください。
トイプードルのアプリコットは珍しいですか?
珍しいかどうかは、数字では確かめられません。毛色別の登録頭数が公開されていないので、多い少ないを比べる材料がないからです。
犬種としてのプードルは、2025年の1年間で69,342頭が新しく登録されて1位でした。そのうちどれだけがアプリコットなのかは分かりません。
アプリコットの涙やけはどうすればいいですか?
涙やけは、やわらかい布で濡れたところを拭き取り、範囲が広がっているかを記録してください。乾いた毛をこするのは避けてください。
皮膚が赤い、においが出ている、顔をこすっているときは拭き取りで片付く話ではありません。心配なときは動物病院へ相談してください。
トイプードルのアプリコットは病気になりやすいですか?
毛色と病気を結びつける記載は、獣医師監修の品種ページでは見つけられませんでした。退色についての記述そのものがありませんでした。
見るのは色ではなく、毛の抜け方と皮膚の様子です。地肌が見える、左右対称に薄くなるという変化があるときは相談してください。
トイプードルの退色の画像はどこを見ればいいですか?
画像を見るときは、背中と顔周りと耳と足を分けて見てください。背中から先に明るくなり、顔周りと耳と足に濃さが残ります。
比べる相手は、同じ光とカットからの日数でそろえた自分の犬の写真です。条件の違う写真を並べると、変わっていないものまで変わって見えます。
まとめ:トイプードルのアプリコットの退色と画像の見方
トイプードルのアプリコットの退色は、画像で見ると全体が明るくなり、顔周りと耳と足に濃さが残る形で進みます。比べるときは光とカットからの日数をそろえ、相手は自分の犬の過去の写真にしてください。要点を並べておきます。
- 公式の呼び名はオレンジ・フォーン
- 進む向きは明るい側へ一方通行
- 濃さが残るのは顔周りと耳と足
- 始まりは生後半年ごろから
- フードで戻すとは言い切れない
- 毛色別の頭数は公開されていない
今日できるのは、同じ窓際で背中と顔周りを1枚ずつ撮ることです。気になる変化があれば動物病院へ相談してくださいね。

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