チワワの頭のてっぺんが柔らかいことに気づいて、どれくらいの子にあるものなのかを探している方は多いと思います。画像で50頭を数えた研究では、92%にあたる46頭にすき間が見つかっています。
ここでは割合の内訳と、犬種標準がペコをどう扱っているかを原文で確かめたうえで、塞がる時期と家での見分け方を順に見ていきます。
- ペコがある割合は、画像で数えた研究で50頭中46頭の92%だったこと
- すき間ができるのは頭のてっぺんだけではなく、後ろや横にもあること
- 日本が準拠する犬種標準では失格、アメリカの標準では容認と正反対なこと
チワワにペコがある確率は50頭中46頭の92%だった

チワワにペコがある確率は、画像で50頭を調べた研究で92%でした。50頭のうち46頭に、頭蓋骨のすき間が1か所以上見つかっています。
この数字は、2021年に獣医内科学の専門誌に載った調査のものです。飼い主のいるチワワ50頭を対象に、CTとMRIの画像で頭蓋骨のすき間を1か所ずつ数えています。
ペコは日本語での呼び名で、医学の言葉では泉門といいます。人の赤ちゃんの頭にある柔らかいところと、同じ仕組みのものです。
英語では molera と呼ばれ、犬種標準の文章にもこの語で出てきます。呼び名が3通りあるので、調べる言葉によって出てくる説明が変わります。
頭蓋骨のすき間は1頭に平均2.8か所ある
頭蓋骨のすき間は1か所とは限らず、1頭あたりの平均は2.8か所でした。いちばん多い個体では、13か所のすき間が見つかっています。
逆に1か所も無かったのは50頭中4頭です。ばらつきの幅が広いことが、この調査でいちばん目を引くところでした。
| 数えたもの | 調査で出た値 |
|---|---|
| すき間が1か所以上あった犬 | 50頭中46頭(92%) |
| 1頭あたりの数の平均 | 2.8か所(ばらつき±3.0) |
| 1頭あたりの数の幅 | 0〜13か所 |
| 見つかったすき間の総数 | 138か所 |
| すき間があった縫合線の数 | 118本 |
出典はJournal of Veterinary Internal Medicine 2021年35巻4号1834〜1847ページに載った遺残泉門の調査です。数のばらつきがこれだけ大きいので、「ある・ない」の二択で考えないほうが実態に近づきます。
すき間ができる場所は頭のてっぺんだけではない
すき間ができる場所は、頭のてっぺんだけではありません。見つかった138か所の内訳は、頭の上側が57か所、後ろ側が44か所、横が17か所でした。
割合にすると、上側48%・後ろ側37%・横14%です。頭頂部だけを触っていると、半分以上のすき間は確かめられないことになります。
触って分かるのは皮膚のすぐ下にあるものだけで、位置によっては指では気づけません。画像で数えて初めて出てきた内訳です。
すき間は骨のつなぎ目に沿ってできる
すき間は、骨と骨のつなぎ目である縫合線に沿ってできます。調査では、138か所のすき間が118本の縫合線の上に見つかっています。
数を比べると、縫合線1本に2か所以上できている場合があることが分かります。同じ線の上で、離れた2か所が閉じ残る形です。
頭蓋骨は1枚の骨ではなく、いくつもの骨が組み合わさってできています。そのつなぎ目が閉じきらないので、十字のような形に開いて感じられることがあります。
この仕組みが分かると、「頭のてっぺんの丸いへこみ」だけを探すのでは足りない理由も見えてきます。線に沿って、指を滑らせるように確かめたほうが見つけやすくなります。
半数以上という言い方と9割という数字の差
「半数以上にある」という言い方と92%という数字は、数え方そのものが違います。前者は触って分かる範囲の話で、後者は画像で縫合線を全部見た話です。
触診では、皮膚の下の浅いすき間しか拾えません。横や後ろにあるものは、手では見つけにくい位置にあります。
どちらが正しいというより、何をもってペコと数えたかの差だと考えられます。家で触って分からなくても画像では見つかることがある、と思っておくと落ち着きます。
チワワのペコが塞がる時期は生後6か月から1歳が目安

チワワのペコが塞がる時期は、生後6か月から1歳ごろが目安とされています。ただしこれは全体をならした話で、個体差があります。
頭蓋骨は子犬の時期にいちばん大きく育ちます。脳の成長に合わせて骨と骨の間にすき間が残り、育ち終わるにつれて狭くなっていく流れです。
頭蓋骨が育ちきるまでの流れ
頭蓋骨が育ちきるまでの流れは、外へ広がる時期と、つなぎ目が狭まる時期に分かれます。生まれてしばらくは脳の大きさに合わせて骨が外へ押し広げられます。
脳の育ちが落ち着くと、今度はつなぎ目の側で骨が伸びてきます。この順番があるので、生後すぐに閉じてしまう形にはなっていません。
生後6か月から1歳という目安は、この2つ目の段階がひととおり進む時期にあたります。体の小さい犬種ほど、骨が伸びて届くまでの距離も短い代わりに、伸びる量そのものが少なくなります。
1歳を過ぎても閉じないことがある
1歳を過ぎても閉じないことがあります。先ほどの調査で画像を撮られた50頭には成犬も含まれていて、そのうえで92%にすき間が残っていました。
つまり「子犬のうちだけのもの」とは言い切れません。大人になっても残る個体は珍しくない、というのが画像から分かることです。
閉じる時期の幅は、体の育ち方や骨の厚みで変わると考えられます。1歳で閉じていないこと自体を、すぐに異常と見る必要はありません。
完全に閉じきらない子も珍しくない
完全に閉じきらない子も珍しくありません。「治る」という言葉で探されることが多いのですが、ペコは病気ではないので治るという形のものではありません。
骨が育って狭くなるか、そのまま残るか、のどちらかです。残った場合も、それ自体が何かの症状を出すわけではありません。
すき間を残したまま元気に暮らしている個体はたくさんいます。閉じるかどうかより、残っている間どう守るかのほうが実際には効いてきます。

毎週気にするより、月に1回、同じ姿勢で触って記録しておくほうが変化に気づけますよ。
チワワのペコの見分け方は位置と触り心地で確かめる

チワワのペコの見分け方は、頭の3か所を順に、指の腹で軽く触って確かめます。調査で多かった順に、頭の上側、後頭部、こめかみの3か所です。
骨のあるところは硬く、すき間のところは指がわずかに沈みます。ゴムのような弾力を感じたら、そこにすき間がある可能性があります。
触る順番を決めておく
触る順番を決めておくと、前回との比べ方がそろいます。調査で多かった位置の順に回ると、見落としが減ります。
- 頭の上側の中央から、耳と耳を結ぶ線のあたりまでを指の腹で滑らせる
- 後頭部のくぼみを、首のつけ根に向かって上から下へたどる
- 耳の前のこめかみを、左右それぞれ確かめる
- 沈む場所が見つかったら、指が何本ぶん入るかを数える
落ち着いているときに、ひざの上で行うのがやりやすい形です。嫌がるようなら途中でやめて、日を改めます。
毛の長い子は、毛の上からだと分かりにくいことがあります。指の腹を皮膚に届かせてから、ゆっくり動かします。
触るときの力加減に気をつける
触るときの力加減は、指の腹をそっと当てる程度にとどめます。骨が閉じていないところは、外からの力がそのまま中へ伝わりやすい場所だからです。
押し込む、こする、といった触り方は避けます。頭をなでるときも、上から体重をかけないようにします。
抱き上げるときは頭ではなく胸と後ろ足を支えます。寝床の上に物を置かない、サークルの近くに倒れそうなものを置かない、といった備えも合わせて整えます。
家で見ておきたい観察ポイント
家で見ておきたい観察ポイントは、大きさ・数・触り心地の3つです。同じ条件で比べられるように、月に1回、同じ姿勢で確かめると変化が分かります。
| 見るところ | 確かめ方 | 記録のしかた |
|---|---|---|
| 大きさ | 指の腹が沈む範囲の広さ | 指1本ぶん・指2本ぶんで書く |
| 数 | 上側・後頭部・こめかみを順に触る | 何か所あったかを数字で残す |
| 触り心地 | 沈み方が前回と変わっていないか | 同じ・広がった・狭まったの3つで残す |
| 日付 | 月に1回、決めた日に | カレンダーに印をつける |
数字で残しておくと、受診のときにそのまま伝えられます。「少し大きくなった気がする」と言葉で伝えるより、記録のほうがずっと役に立ちます。
ワクチンや健康診断の予定があるなら、その日に合わせて確かめておくのも手です。前回からの変化を持っていけば、その場で聞けることが増えます。
チワワのペコが塞がらないときに考えられること

チワワのペコが塞がらない背景には、体そのものの小ささがあります。犬種標準で決められている体重は1kgから3kgで、理想は1.5kgから2.5kgです。
頭蓋骨も体に合わせて小さく作られています。骨が伸びて合わさるための面積がもともと狭いため、すき間が残りやすいと考えられます。
体の小ささと骨の育ち方が関わる
体の小ささと骨の育ち方が関わっていると考えられます。同じ愛玩犬でも、体重の規定がもっと大きい犬種では、ここまで話題になりません。
犬種標準では1kg未満と3kg超のどちらも失格とされています。規定の下限に近いほど頭蓋骨も小さく、合わさる面積はさらに狭くなります。
体の大きさの幅については3kgを超えるチワワの骨格と脂肪の見分け方でも触れています。小ささを売りにした繁殖が続けば、すき間の残りやすさも一緒に受け継がれていくと考えられます。
大きさが変わってきたときは動物病院へ
すき間の大きさが前より広がってきたときは、動物病院で相談してください。閉じていく向きとは逆の変化なので、記録と一緒に伝えると話が早く進みます。
頭をぶつけたあとで歩き方や目の向きがいつもと違うときも同じです。家で様子を見て判断する場面ではありません。
ここに書いているのは一般的な話で、その子がどうかは診てもらわないと分かりません。心配なときは動物病院へ相談してください。
チワワのペコは犬種標準では失格として書かれている

チワワのペコは、日本が準拠する犬種標準では失格として書かれています。「チワワらしさ」「純血の証」という説明とは、逆の扱いです。
犬種標準とは、その犬種の理想の姿を文章にしたもので、繁殖やドッグショーの物差しになります。失格は、その物差しから外れるという意味です。
国際畜犬連盟の標準には失格と書かれている
国際畜犬連盟の犬種標準では、泉門が開いている犬が失格の項目に並んでいます。2026年9月21日時点で公開されている犬種標準 No.218 の記載です。
失格の欄にある原文は「Dogs with an open fontanel」です。同じ欄には、体重が1kg未満または3kg超の個体、垂れ耳、変形した顎なども並んでいます。
有効な公式標準の発行日は2019年9月4日、英語版は2019年10月4日です。頭部の欄には「Well-rounded apple head」とあるだけで、泉門については一言も触れられていません。
出典は国際畜犬連盟のチワワの犬種標準(No.218)です。ジャパンケネルクラブはこの連盟の加盟団体で、チワワの犬種標準を2021年1月1日付で改正しています。
失格と書かれていても登録はできる
失格と書かれていても、血統の登録ができなくなるわけではありません。失格は、ドッグショーの審査で評価の対象から外れるという意味の言葉です。
同じ標準の最後には、繁殖に使うのは機能の面でも健康の面でも問題のない犬に限る、という注意書きが添えられています。失格の項目は、この注意書きとつながっています。
つまり読み方としては「この子は悪い犬だ」ではなく、「この形を次の世代へ広げない」という向きの言葉になります。家庭で暮らす犬に当てはめる言葉ではありません。
体重の規定も同じ並びにあります。1kg未満と3kg超はどちらも失格ですが、その体重の子が家庭で幸せに暮らせないという話ではありません。
アメリカの標準はあってもなくてもよいとしている
アメリカの犬種標準は、泉門があってもなくてもよいとしています。頭部の欄の原文は「A well rounded “apple dome” skull, with or without molera.」です。
molera はペコの英語での呼び名です。失格の欄に並ぶのは体重6ポンド超・折れた耳や断耳・断尾・長毛で毛が薄すぎるものの4つだけで、泉門は入っていません。
この標準は2008年8月12日に承認され、同じ年の10月1日から使われています。同じ犬種でも、国をまたぐと扱いが正反対になっているということです。
純血の証と言われてきた経緯
純血の証と言われてきた経緯は、アメリカのチワワ専門クラブの説明にたどれます。そこでは、この頭のすき間がかつて犬種の純粋さのしるしとして受け入れられてきた、と書かれています。
メキシコとアメリカで育った犬に古くから見られる特徴であり、いまも世界の多くの犬種標準に書かれている、というのが同じクラブの立場です。日本で広く言われている説明は、ここから来ていると考えられます。
ところが、日本が準拠する標準では2019年の版の時点で失格の欄に入っています。古い言い伝えと、いま使われている基準がすれ違ったままになっている、というのが実際のところです。
どちらが間違いという話ではありません。いつの、どこの基準の話なのかを分けて読めば、正反対に見える説明も並べて理解できます。
団体で扱いが分かれている理由
団体で扱いが分かれている理由は、何を犬種の姿と見るかの違いにあると考えられます。成り立ちを重く見るか、骨格が完成していることを重く見るかの差です。
| どこの基準か | ペコの扱い | 根拠になっている文章 |
|---|---|---|
| 国際畜犬連盟(日本のJKCが加盟) | 失格 | 犬種標準 No.218 の失格の欄「Dogs with an open fontanel」 |
| アメリカンケネルクラブ | 認めている | 標準の頭部の欄「with or without molera」 |
| アメリカのチワワ専門クラブ | 心配は要らないという立場 | 泉門と水頭症の関係を否定した3つの文献を挙げている |
| 2021年の調査 | 数と面積によっては無関係と言い切れない | 画像で50頭を調べた結果と結論 |
私はこう思っています。家族として暮らすぶんには、失格かどうかはまったく関係がありません。繁殖とドッグショーの物差しの話であって、家で暮らす犬の値打ちを決める言葉ではないからです。
チワワが水頭症になる確率を示した数字は公表されていない

チワワが水頭症になる確率を示した公的な統計は、公表されていません。発症率として3.3%という数字が使われることがありますが、その数字が載っている公表資料は示されていません。
数字が無いことは、心配しなくてよいという意味ではありません。分かっている範囲で何が多いのかを見たほうが、日々の暮らしの役に立ちます。
1万頭規模の調査で並んだのは別の病気だった
1万頭規模の受診データで多かったのは、歯と体重に関わるものでした。英国の一次診療の記録11,647頭分をまとめた2020年の報告です。
記録の多い順に、歯周病13.5%、肥満5.9%、乳歯が残ったままのもの5.7%、肛門のうの詰まり4.9%、気の荒さ4.2%と並びます。水頭症はこの上位に入っていません。
同じ報告では、亡くなった年齢の中央値が8.2歳、成犬の体重の中央値が3.4kgと出ています。日々気をつける先は、脳より前にまず歯と体重だと分かります。
ただしこの数字には前提があります。調べられた集団は年齢の中央値が2.8歳と若く、年を重ねてから出てくるものは記録に上がりにくい並びになっています。
それでも、11,647頭という規模で記録された順番が出ていることに意味があります。出どころのはっきりしない発症率よりも、こちらのほうを暮らしの目安にできます。
ペコと水頭症を結びつけない見解もある
ペコがあること自体が水頭症につながるわけではない、という見解もあります。アメリカのチワワ専門クラブが出している説明です。
そこでは3つの根拠が挙げられています。泉門が開いていても水頭症を伴わない小型犬は多くいるという1989年の報告、泉門の有無や大きさと水頭症に関係が無かったというミネソタ大学の検討、開いていること自体を異常と見るのは誤りだというコーネル大学の見解の3つです。
一方で2021年の調査は、すき間の数が多く面積が大きい犬では、別の病態に関わる症状との重なりが見られたと報告しています。無関係だと言い切るのは難しい、という立場です。
どちらの見方にも根拠があります。家でできるのは記録を残すところまでで、判断は診てもらう場面のものです。心配なときは動物病院へ相談してください。

数字が無いところは無いままにして、分かっていることから手をつければ大丈夫です。
チワワのペコがあっても大丈夫かは数と大きさで見方が変わる

チワワのペコがあっても大丈夫かは、すき間の数と大きさで見方が変わります。1か所で小さいものと、何か所もあって広いものを、同じようには考えられません。
2021年の調査が線を引いたのも、あるかないかではなく、数と面積のほうでした。ここが「ペコは気にしなくていい」で止めない分かれ目になります。
研究が線を引いたのは数と面積だった
研究が線を引いたのは、すき間の数と総面積でした。症状のある犬では、すき間のある縫合線の数が多く、面積の合計も大きかったと報告されています。
結びの部分では、遺残泉門は臨床的に問題がないという今の考え方を見直すべきだ、特に数が多く大きい場合は、と述べられています。大きな泉門を良しとする繁殖の基準も見直しが要る、とも書かれています。
ここから言えるのは、1か所の小さなすき間と13か所のすき間を、同じ話にしないほうがよいということです。
私としては、1か所で指1本ぶんに収まっているなら、日々の守り方を整えるだけで十分だと思っています。何か所もあって広いなら、頭を打たない暮らし方に寄せたうえで、記録を持って一度診てもらうほうが安心です。
迎えるときに確かめておきたいこと
迎えるときに確かめておきたいのは、すき間の数と位置、そして親犬の体重です。見た目の小ささではなく、数字で聞いておきます。
犬種標準の体重は1kgから3kgで、1kg未満は失格とされています。極端な小ささを売りにしている場合は、その理由を聞いてみてください。
親犬の体重が分かると、その子の育ち方の見当もつきます。両親がどちらも規定の下限に近いなら、頭蓋骨も小さいまま育つと考えておけます。
健康状態の説明を受けたら、いつ・どこで診てもらった内容なのかも一緒に控えておきます。迎えたあと動物病院へ行くときに、そのまま出発点として使えます。
「ペコがあります」とだけ伝えられたときは、何か所あるのか、どこにあるのかまで聞いておきます。迎え方については生後4〜8ヶ月の子の販売価格と里親募集の探し方も参考にしてみてください。
チワワのペコに関するQ&A

チワワのペコはあっても大丈夫ですか
ペコがあること自体は、多くの子に見られることなので、それだけで問題があるとは言えません。画像で調べた50頭では92%にすき間があり、ほとんどが普通に暮らしています。
気にかけるのは、数が多いときと、前より広がってきたときです。その2つに当てはまるときは、記録を持って動物病院へ相談してください。
ペコがある子犬は迎えないほうがいいですか
ペコがあるという一点だけで見送る必要はありません。50頭中46頭にすき間があった以上、無い子を探すほうが難しいからです。
確かめておきたいのは数と位置、そして親犬の体重です。迎えたあとの記録の起点になるので、渡される前に聞いておくと安心です。
犬のペコは治りますか
ペコは病気ではないので、治るという形のものではありません。骨が育って狭くなるか、そのまま残るかのどちらかです。
狭くなる目安は生後6か月から1歳ごろとされています。残った場合も、それ自体が症状を出すわけではありません。
大泉門開存とペコは同じものですか
大泉門開存とペコは、ほぼ同じものを指す言葉です。ペコが日本語での呼び名、泉門が医学の言葉という関係になります。
大泉門は頭の上側にある大きなすき間を指します。ただし画像で数えると後ろ側や横にもあるので、上側の1か所だけを指す言い方では足りません。
ペコは何センチまでなら普通ですか
何センチまでが普通という共通の基準は、置かれていません。「小ペコ」「大ペコ」という言い方も、どこからどこまでという決まりはないままです。
そのぶん、大きさそのものより前回と比べてどうかのほうが手がかりになります。指が何本ぶん入るかで残しておくと、言葉の曖昧さに左右されません。
ペコがある子は長生きできませんか
ペコがあることと寿命を結びつけた数字は、公表されていません。英国の11,647頭の記録では、亡くなった年齢の中央値は8.2歳で、ペコの有無で分けた集計は出ていません。
画像で調べた50頭の9割以上にすき間があった以上、多くの子が持っている前提で考えるほうが現実に近くなります。個体差がありますので、気になる点は動物病院で相談してください。
ペコがあるとドッグショーには出られませんか
ペコがあると、ドッグショーの審査では失格の扱いになります。国際畜犬連盟の犬種標準で、泉門が開いている犬が失格の項目に挙げられているためです。
一方でアメリカの標準は、あってもなくてもよいとしています。家庭で暮らすうえでは、どちらの基準も関係してきません。
まとめ:チワワのペコの確率と付き合い方
チワワのペコについて、割合と犬種標準の両方から見てきました。要点を並べておきます。
- ある確率は50頭中46頭で92%
- 1頭あたりの数は平均2.8か所
- 場所は上側・後ろ側・横に分かれる
- 狭くなる目安は生後6か月から1歳
- 国際畜犬連盟の標準では失格の項目
数の多さと広さで見方が変わるので、月に1回の記録が効いてきます。閉じるかどうかを気に病むより、頭を守る暮らし方を整えるほうが確かです。
体つきの成り立ちは原産国と名前の由来をたどった記事でも触れています。

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