ミニチュアシュナウザーの臭いは耳と口から?毛質や抜け毛も

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ミニチュアシュナウザーの臭いは耳と口から?毛質や抜け毛も

ミニチュアシュナウザーと暮らしていて、抱き上げたときにふっと臭いが気になる。シャンプーしたばかりなのにどこから出ているのか分からなくて、原因を探しているところですよね。

ミニチュアシュナウザーの臭いは、体そのものより耳と口のまわりから出やすいと考えられます。この犬種が気をつけたい病気に外耳炎が挙がっていて、その症状に悪臭が入っているからです。

臭いの出る場所ごとに家でやることを引ける表と、出回っている手入れの目安を並べました。臭くないと言われる理由、毛質や抜け毛との関わり、迎える前に挙がる欠点も続けて書いています。

この記事でわかること
  • 臭いが耳と口から出やすい理由
  • 場所別の原因と家でやること
  • 臭くないと言われる理由の中身
目次

ミニチュアシュナウザーの臭いは耳と口から出やすい

ミニチュアシュナウザーの臭いは耳と口から出やすい

ミニチュアシュナウザーの臭いは、耳と口のまわりから出やすいと考えられます。体の毛そのものは臭いが少ないほうと紹介されることが多いのに、気になる臭いが残るのはこの2か所が別の理由で動いているからです。

ペット保険を扱うアニコム損害保険のミニチュア・シュナウザーの品種ページには、2026年10月12日時点で、気をつけたい病気として外耳炎とアレルギー性皮膚炎が挙げられていました。同じサイトの外耳炎のページには、症状として耳の赤みや腫れ、耳垢の増加とならんで悪臭が書かれています。

つまり、耳の臭いは手入れ不足だけの話ではなく、この犬種がかかりやすいと言われる病気の症状と重なっています。口のほうは、豊富な口ひげがこの犬種の特徴として挙げられていることと切り離せません。

年齢外耳炎のかかりやすさ
0歳3.309%
1歳2.721%
2歳2.564%
4歳2.508%
8歳2.414%
10歳以上2.227%

上の数字は同じページに載っている、ミニチュア・シュナウザーの外耳炎のかかりやすさです。通院は平均して年1回ほど、1回あたりの単価は3,186円程度と書かれていました。

ただし、このページには集計の期間と母数の記載がありません。数字そのものを根拠に不安になるより、いちばん高いのが0歳で、そこから先はどの年齢でも2%台で続くという形のほうを覚えておくと役に立ちます。

耳の臭いは外耳炎のサインになることがある

耳の臭いは、外耳炎のサインとして挙げられています。耳の赤みや腫れ、耳垢の増加といっしょに悪臭が症状に並んでいました。

原因として書かれているのは、湿気、異物、細菌、真菌、耳ダニ、アレルギーです。そこに、垂れ耳であることや耳の通り道に毛が多いといった犬種の側の要素も大きく関わるとされています。

そのため、耳の臭いを掃除で消しにいく前に、首を振る、頭を片側に傾ける、後ろ足で耳をかくといった動きがそろっていないかを見ます。そろっているときは拭くより先に動物病院へ相談してください。

見ておくのは、耳垢の量と色と臭いの3つです。片方の耳だけ色が濃い、前より量が増えているという違いは、写真を撮っておくと次に見るときに比べられます。

口の臭いはひげの濡れも関わる

口の臭いは、口の中だけでなく、ひげが濡れたままになっていることも関わります。この犬種は豊富な眉毛と口ひげが特徴として挙げられていて、水を飲んだあとに毛が濡れたまま残ります。

そこにご飯のかけらや飲んだ水が混ざると、口そのものより先にひげの側が臭うようになります。歯をみがいているのに臭いが変わらないという話が出てくるのは、この取り違えが起きているときです。

見分け方は単純で、口を開けずに鼻先の毛だけを指でつまんで匂いを確かめます。毛のほうが強ければ拭き取りの話、口の中のほうが強ければ歯と歯ぐきの話になります。

体そのものは臭いが少ないほうと言われている

体そのものは、臭いが少ないほうの犬種として紹介されています。ブリーダーやペットショップの説明でも、抜け毛と臭いが少ないという書き方が目立ちます。

一方で、臭いが少ないという言い方は犬種団体や獣医師会が決めた基準ではありません。飼っている人の話では弱い独特の匂いがあるという声も出ていて、感じ方の幅が大きいところです。

そこで、「少ない犬種だから臭わない」とは置かずに、臭いが出る場所を分けて見ていきます。少ないと言われる理由そのものは後半で扱います。

感じ方の幅が大きいぶん、家族のあいだで話が合わないこともあります。そういうときは強さを言葉で比べるのをやめて、どこが強いかの一点だけをそろえると話が進みます。

どこから臭うのかが先に分かると、やることが3つくらいまで減りますよ。

ミニチュアシュナウザーの臭いの原因を場所別に整理

ミニチュアシュナウザーの臭いの原因を場所別に整理

ミニチュアシュナウザーの臭いの原因は、場所で分けると絞れます。体ぜんたいが臭うことはほとんどなく、どこかに出どころがあるからです。

下の表は、臭いの出る場所と臭い方、家でやることを並べたものです。鼻を近づけてどこが強いかを確かめてから、その行だけを読んでください。

臭いの出る場所どんな臭い方か家でやること
皮膚と毛全体がうっすら油っぽいブラッシングとシャンプーの間隔を見直す
耳の中片側だけ強い・かいた後に強まるこまめに見る・掃除より先に相談する
口とひげ顔を近づけたときだけ強い食後と飲水後に毛を拭く
肛門のまわり床にこすった後に部屋が臭う汚れを拭く・絞るのは無理にしない
足と指の間散歩から帰った後に強い濡れた日は指の間まで乾かす

皮脂と皮膚の汚れが酸化する

皮膚から出る皮脂は、時間が経つと酸化して臭いに変わります。毛の根元に残った皮脂と、そこで増える細菌が合わさって独特の臭いになると説明されています。

この犬種はアレルギー性皮膚炎も気をつけたい病気に挙がっているので、皮膚が荒れているときは臭いが強くなりやすい側にいます。赤み、かさつき、かきむしった跡がそろうときは、手入れの頻度の話では止まりません。

家でやるのは、背中とわきの下、おなかの3か所を順に見ることです。同じ日に全部をさわって、どこが油っぽいかを覚えておくだけで次の相談が早くなります。

皮脂は毛の表面ではなく根元にたまります。だから、ブラシを毛先だけ通しても臭いの出どころには届かず、同じ回数をかけても結果が変わってきません。

耳の中の湿りがこもる

耳の中は、湿りがこもると臭いが出やすくなります。湿気が外耳炎の原因のひとつに挙げられていて、耳の通り道に毛が多いことも犬種の側の要素として書かれていました。

注意したいのは、間違った耳掃除やシャンプーの液が耳に入ることが原因になる場合もあると案内されている点です。臭うから念入りに掃除する、という方向は逆に働くことがあります。

家でやるのは、耳垢の量と色、臭いをこまめに見ておくことまでです。異常があれば早めに通院するよう書かれているので、迷ったら動物病院へ相談してください。

口の中の汚れと歯ぐきの状態

口の中の汚れは、歯の表面にたまったものと歯ぐきの状態の両方で変わります。歯垢や歯石、食べ物が歯の間に残っていることが口の臭いの原因として並べられています。

そこに、拾い食いをしている、飼い主が把握していないものを口にしているといった心当たりが重なる場合もあります。どれも家で判断できる話ではないので、見るのは頻度と変化のほうです。

歯みがきは完璧にやるより続けるほうがよいという書き方が多く、子犬のころから口を触る練習をしておく意味もそこにあります。急に臭いが変わったときは、みがき方を足すより先に相談してください。

みがくものを選ぶ前に決めたいのは、1回にかける時間です。30秒でやめても毎日続くほうが、5分かけて週1回になるより残りにくいと考えられます。

肛門のまわりの汚れ

肛門のまわりは、汚れが残ると部屋の側の臭いになります。床にこすりつけた後にその場所が臭う、座っていた場所だけ臭うという形で出てきます。

出回っている目安では、肛門のまわりのケアは1〜2か月に1回とされています。ただしこれは公式の基準ではなく、案内されている間隔が一定していません。

自分で絞ろうとして嫌がる場合は、無理に続けないでトリミングや動物病院でやってもらう形にします。力の入れ方が分からないまま触るところではありません。

床にこすりつける動きが増えたときは、回数を数えておきます。日に何回かという数字は、家にいる人しか持っていない情報になります。

足と指の間の湿り

足と指の間は、見落とされやすいのに臭いが残る場所です。散歩から帰った後だけ臭うときは、ここを疑うと当たることがあります。

雨の日や濡れた地面を歩いた後は、拭いただけでは指の間に湿りが残ります。乾かすところまでやると、同じ回数の手入れでも結果が変わってきます。

足先をさわられるのが苦手な子は、先に慣らすところから始めます。進め方は爪をどこまで切るかの記事で書いた足先の慣らし方と同じです。

ミニチュアシュナウザーの口とひげの臭いは拭き方で変わる

ミニチュアシュナウザーの口とひげの臭いは拭き方で変わる

ミニチュアシュナウザーの口とひげの臭いは、拭き方を変えるだけで落ち着く場合があります。ひげが長い犬種なので、濡れたままの時間が短くなるかどうかで差が出ます。

水を飲んだ後の濡れっぱなしを短くする

水を飲んだ後の濡れっぱなしは、口の臭いの原因のひとつに挙げられています。飲むたびに毛が濡れ、乾く前にまた濡れるという形で続きます。

そこで、水の器を置いている場所のそばに拭くものを置いておきます。飲み終わったのを見たときだけ軽く押さえる形にすると、1日の濡れている時間がかなり短くなります。

器の形を変える手もあります。顔が深く入らない浅い器にすると、ひげが水につかる面積が減ると考えられます。

ただし、水を飲む量が減るような形には変えないでください。飲みにくい器にすると別の心配が出てくるので、浅くするのは口が届く範囲までです。

ご飯のかけらが毛に残らないようにする

ご飯のかけらは、口のまわりの毛に残ると臭いのもとになります。ふやかしたものやウェットのご飯は、とくに毛に付いたまま乾いていきます。

食後に拭くタイミングは、食べ終わって顔を上げた直後がいちばん楽です。時間が経つと固まって、こすらないと取れなくなります。

毎食やるのが続かないなら、1日のうち夜の1回だけに決めてしまいます。やらない日を作るより、回数を少なくして毎日やるほうが残りません。

ふやかしたご飯やウェットのものに変えた時期は、付く量が増えます。ご飯の形を変えた日から拭く回数も1回増やしておくと、後から追いかけなくて済みます。

ひげまわりを拭くときの手順

ひげまわりを拭くときは、毛の流れに沿って口の端から先へ向かって動かします。逆向きにこすると毛が絡まって、嫌がる原因になります。

使うのは固く絞ったものか、犬用の拭き取りのものです。拭いた後に湿りが残らないよう、最後に乾いたところで軽く押さえます。

顔を触られるのを嫌がる子は、口のまわりではなく顎の下から始めます。1日3秒でも手が届く日を増やすほうが、長い目で見て続きます。

昆布の匂いと言われるものの扱い

昆布の匂いと言われるのは、この犬種に弱い独特の匂いがあるという話し方です。飼っている人の言葉として出てくるもので、原因についての公式な説明は確かめられませんでした。

そのため、この匂いを消そうとする方向では動かないほうがいいと私は思っています。弱くて毎日変わらない匂いなら、その子の匂いとして置いておける範囲です。

分けて考えるのは、強さと変化のほうです。急に強くなった、片側だけ強い、部屋に残るようになったという変化があれば、独特の匂いの話ではなくなります。

ミニチュアシュナウザーが臭くないと言われる理由と毛質やサイズ

ミニチュアシュナウザーが臭くないと言われる理由と毛質やサイズ

ミニチュアシュナウザーが臭くないと言われるのは、においの少ない犬に挙げられる特徴にいくつか当てはまるからです。ただし、どれも決まった基準があるものではありません。

においの少ない犬に挙げられる特徴

においの少ない犬の特徴として挙げられているのは、顔にしわやたるみがないこと、シングルコート、マズルが長いことの3つです。しわの間に汚れがたまらず、毛が重ならず、口のまわりが蒸れにくいという理由です。

ミニチュアシュナウザーは、このうち顔のしわが少ないことと、鼻先が長いほうにあたります。短い顔の犬種に比べて、しわの間の汚れという原因がひとつ減る形です。

なお、シングルコートという言い方は毛が一層であることを指します。言葉の中身はシングルコートとダブルコートの違いの記事に書いていますが、この犬種がどちらかは今回の調べでは確かめられませんでした。

3つのうち2つに当てはまるという見方をすると、臭いの原因がひとつ減っているだけだと分かります。残っている原因は手入れで動かせるので、少ない犬種だから何もしなくていいという話にはなりません。

抜け毛が少ないと紹介されている

抜け毛は、少ないほうの犬種として紹介されています。室内で飼いやすい理由のひとつとして、抜け毛と臭いが少ないという書き方が並んでいました。

抜け毛が少ないことは、臭いの面でも効いていると考えられます。抜けた毛には皮脂が付いているので、床やソファに毛が散らないぶん、部屋の側に移る臭いが減る形です。

ただし、抜けないということは古い毛が体に残るということでもあります。ブラッシングを毎日の習慣にとすすめられているのは、残った毛を落とす側の意味が大きいと考えられます。

つまり、掃除が楽なことと体の手入れが楽なことは別です。抜け毛が少ないと聞いて手入れも少ないと受け取ると、ここで話がずれていきます。

毛質の分類は確かめられなかった

毛質そのものの分類は、今回の調べでは確かめられませんでした。硬い毛だという説明も見かけますが、出どころのはっきりした記述には行き当たりませんでした。

そこで、毛質を言葉で決めるより、さわったときの感触を覚えておくほうを選びます。手入れの後と前で指に付く油っぽさが違うかどうかは、家で分かる変化です。

臭いに関わるのは毛の名前ではなく、毛の根元に皮脂が残っているかどうかです。そこだけ見れば、分類が分からなくても手入れの判断はできます。

記録しておくなら、シャンプーの翌日とその1週間後に同じ場所をさわった感触を比べます。2回だけでも、その子に合う間隔がどのあたりかが見えてきます。

犬種のランキングは出どころで変わる

犬種のランキングは、出どころによって並びが変わります。臭わない犬の並びも、匂いがきつい犬の並びも、作った人の基準で決まっているからです。

公的な機関が順位を出しているものは確かめられませんでした。そのため、順位を見て安心したり心配したりするより、上に挙げた3つの特徴に当てはまるかで見るほうが使えます。

同じ犬種でも、顔のしわの出方や皮膚の調子はその子によって違います。順位は迎える前の目安までで、暮らし始めたら目の前の子を見る話になります。

順位が役に立つのは、家族のだれかが臭いに弱いという事情があるときです。その場合も順位より、顔のしわと鼻先の長さという見える特徴で選ぶほうが外れません。

シュナウザーは3つのサイズに分かれる

シュナウザーは、ミニチュア、スタンダード、ジャイアントの3つに分かれます。臭いの出方と手入れの手間は、サイズによって変わると案内されています。

ミニチュアは3つのうちいちばん小さく、家庭で飼われているのはほとんどがこのサイズです。この記事で扱っているのもミニチュアのほうです。

名前の由来はドイツ語で小さいひげという意味だと書かれていました。もとは番犬やネズミ捕りをしていた犬種で、ドイツが原産です。

体重の目安は確かめられなかった

体重の目安は、今回の調べでは数字として確かめられませんでした。犬種の紹介ページに大きさの項目はありましたが、具体的な幅までは取れていません。

そこで、数字を覚えるより月に1回同じ時間に量って記録するほうを選びます。前の月と比べて増えているかどうかが分かれば、目安の数字が無くても判断できます。

体重が増えると、おなかの下やしっぽの付け根に手が届きにくくなります。手入れの届かない場所ができることが、臭いとつながってくるところです。

年を取ってからの臭いは別に考える

年を取ってからの臭いは、若いころの臭いとは別に考えます。シニアの時期の臭いを独立した項目にしているページもありました。

動きが減ると自分で体をなめて整える回数も減るので、同じ手入れでも残るものが増えます。寝ている時間が長くなれば、寝床の側に臭いが移っていきます。

そのため、シニアになったら手入れの回数を増やすより、寝床を洗う回数を増やすほうが先に効きます。体を洗う負担が増える時期なので、順番を入れ替えるという考え方です。

洗う回数を増やせないときは、寝床に敷くものを2枚用意して入れ替える形にします。洗濯が追いつかない日でも、乾いたほうに替えるだけで済みます。

ミニチュアシュナウザーの臭い対策で家でやること

ミニチュアシュナウザーの臭い対策で家でやること

ミニチュアシュナウザーの臭い対策で家でやることは、頻度を決めて続けられる形にすることです。回数を増やすより、やる場所を決めるほうが効きます。

なお、下の目安はいずれも出回っている数字で、国や団体が決めた基準ではありません。案内されている間隔が一定していないので、幅として受け取ってください。

やること出回っている目安気をつけること
シャンプー3〜4週に1回/月1〜2回液が耳に入らないようにする
ブラッシング毎日毛の根元まで届かせる
拭き取り食後・飲水後・散歩の後湿りを残さず乾かす
歯みがき毎日完璧より続けることを優先する
肛門のまわり1〜2か月に1回嫌がるなら自分で絞らない

シャンプーの頻度は出どころで幅がある

シャンプーの頻度は、3〜4週に1回とするものと、月に1〜2回とするものがあります。どちらも公式の基準ではなく、書いているところによって違います。

幅があるので、間隔は皮膚の様子で決めるほうが現実的です。洗った翌日からもう油っぽいなら短く、2週間たってもさらっとしているなら長めに置けます。

気をつけたいのは、液が耳に入ることが外耳炎の原因になる場合もあると案内されている点です。顔まわりを洗うときは耳を倒して、流す向きを後ろへ向けます。

洗った後は乾かし切るところまでを1回分と数えます。生乾きのまま時間が経つと、洗う前より臭いが出ることもあります。

ブラッシングと拭き取りは役割が違う

ブラッシングと拭き取りは、役割が違うので片方では代わりになりません。ブラッシングは残った毛と根元の汚れを落とす側、拭き取りは濡れと付いたものを取る側です。

ブラッシングは毎日をすすめる書き方が多く、毛の表面をなでるだけでは意味が薄くなります。根元まで届かせることと、絡まりをほどくことが目的です。

拭き取りは、ひげと足先という決まった場所だけでいいので時間がかかりません。1日1回に決めてしまえば、続けるハードルはかなり下がります。

どちらかしかできない日は、拭き取りを残します。濡れている時間を短くするほうが、その日の臭いには早く効くと考えられます。

部屋の側の臭いは分けて考える

部屋の側の臭いは、体の臭いと分けて考えます。体を洗っても部屋が臭うままなら、移った先が残っているということです。

移りやすいのは、寝床、よく寝るソファ、トイレのまわり、口に入れるおもちゃです。布のものは洗う、洗えないものは拭くという形で分けていきます。

消臭のものを足す前に、洗えるものを洗い切ってしまうほうが早いです。消しすぎは犬の側の負担になるという注意も出ていました。

順番としては、寝床とソファのカバーを月1回洗うところから始めます。それでも部屋が臭うなら、体のほうに戻って出どころを探し直します。

ご飯の内容は病院で相談してから変える

ご飯の内容は、自分の判断で変える前に動物病院で相談します。脂質を抑えたものにすると臭いが変わるという話が出ていますが、適した内容はその子の状態で変わります。

皮膚のことが絡んでいるときは、食べるものを変えることが判断を難しくする場合もあります。何を変えたかを先に伝えられるようにしておくほうが役に立ちます。

記録しておくのは、いつ何に変えたかと、臭いがどう変わったかの2つです。変えた日が分かるだけで、相談の中身が具体的になります。

子犬のうちに触られる練習をしておく

子犬のうちに口を触る練習をしておくと、後からの手入れがそのまま続きます。顔まわりを触られるのに慣れているかどうかで、毎日の拭き取りができるかが決まります。

進め方は、顎の下を3秒さわって終わるところから始めます。嫌がる前にやめるのが大事で、最後まで我慢させると次から逃げるようになります。

成犬から始める場合も同じで、口のまわりではなく顎の下と耳の外側からです。触れる場所が1か所増えるたびに、手入れできる範囲が広がっていきます。

全部を一度に始めなくて大丈夫です。今日はひげを拭く1つだけで十分です。

ミニチュアシュナウザーの臭いが急に強くなったときに見るところ

ミニチュアシュナウザーの臭いが急に強くなったときに見るところ

ミニチュアシュナウザーの臭いが急に強くなったときに見るのは、片側だけかどうかと、ほかの変化が重なっているかです。手入れを増やす前に、ここを確かめます。

下の表は、臭いの出方と合わせて見るところ、急ぎ方を並べたものです。どれも原因を決めるものではなく、その日にどう動くかを選ぶためのものです。

臭いの出方合わせて見るところ急ぎ方
片側だけ強いその側をかく・頭を傾ける掃除を足さずその日に連絡する
全体がうっすら強い皮膚の赤み・かきむしった跡赤みがあれば次の診療時間に相談
顔だけ強いひげの濡れ・食べ残しの付着拭き取りを1日1回で3日見る
部屋だけ強い寝床とソファ・トイレのまわり洗えるものを洗って様子を見る

片側だけ強いときは耳を先に見る

片側だけ強いときは、耳を先に見ます。手入れの不足で臭うなら左右が同じように出るので、片側だけという出方は別のことを示します。

合わせて見るのは、その側の耳を後ろ足でかいているか、頭をそちらに傾けているか、耳垢の色が変わっているかです。そろうなら外耳炎の症状として挙げられている組み合わせに近づきます。

ここで掃除を足す方向は選ばないほうがいいです。耳の中をいじることが原因になる場合もあるので、動物病院へ相談してください。

伝えるときは、どちら側か、いつからか、かいている回数の3つを言えるようにしておきます。片側という一言だけで、話の向きがひとつ決まります。

重なる変化がないかを数える

重なる変化は、2つ以上そろったら待つ理由が弱くなります。臭いだけなら経過を見る余裕がありますが、ほかと重なると意味が変わります。

数えるのは、食べる量が減った、水を飲む量が変わった、皮膚に赤みが出た、おしっこの様子が変わった、元気がないという5つです。この犬種は尿石症も気をつけたい病気に挙がっているので、おしっこの変化も入れておきます。

どれも家で原因を決められることではありません。心配なときは動物病院へ相談してください。

1つだけのときは、何日続いているかを数えます。3日たっても戻らないなら、重なりが無くても相談する側へ寄せたほうが早く済みます。

変わった日を記録しておく

変わった日は、分かる範囲で記録しておきます。何日前からなのかが言えると、相談のときに絞れる範囲が変わります。

書いておくのは、気づいた日、強い場所、その前後で変えたこと(ご飯、シャンプー、散歩の場所)の3つです。手帳でなくスマホのメモで十分です。

記録があると、やったことと変化のつながりも見えてきます。思い出せる情報は、家にいる人しか持っていないものです。

続けていると、季節で変わる部分も分かってきます。梅雨の時期だけ耳が気になる、冬は体の臭いが落ち着くといった傾向が見えると、手入れの間隔をあらかじめ寄せておけるようになります。

ミニチュアシュナウザーの欠点と後悔で挙がること

ミニチュアシュナウザーの欠点と後悔で挙がること

ミニチュアシュナウザーの欠点として挙がるのは、手入れの手間が中心です。臭いの話とつながっているのもこの部分です。

手入れの手間が続く

手入れの手間は、この犬種で挙がる欠点のいちばん大きいところです。ブラッシングは毎日、トリミングもこまめにという紹介のされ方をしています。

抜け毛が少ないことは掃除の面では楽ですが、そのぶん体の側で落とす作業が残ります。楽な点と手間の点が同じ理由から出ているところです。

ひげが長いので、食後と飲水後の拭き取りも毎日の作業に入ります。臭いが気になるかどうかは、この日々の作業が続くかどうかで決まる部分が大きいと考えられます。

トリミングに出す間隔も、顔まわりの毛の伸び方で決まってきます。伸びたままだとひげが汚れをためる面積が広がるので、臭いの話と費用の話がつながります。

性格の面で言われること

性格の面では、穏やかでしつけやすいという紹介と、むだぼえのしつけが必要という紹介の両方があります。もとが番犬だったことと結びつけて書かれていました。

子犬の時期に社会化の練習をすることと、十分な運動や散歩をすることが飼い方のコツとして挙げられています。性格は傾向なので、その子によって違いがあります。

臭いとつながるのは、顔や足を触らせてくれるかという点です。子犬のころから口を触る練習をしておく意味がここにあります。

気をつけたい病気が挙がっている

気をつけたい病気として挙がっているのは、外耳炎、アレルギー性皮膚炎、白内障、尿石症、心臓の弁の病気です。このうち前の2つが臭いと直接つながります。

かかりやすいと言われていることは、必ずなるという意味ではありません。見ておく場所が決まるという意味で受け取ると、迎える前の準備がしやすくなります。

迎える前に決めておくとよいのは、手入れを誰がやるかと、トリミングの費用をどこに入れるかです。後悔として語られるものは、だいたいこの2つが決まっていなかったときに出てきます。

病気の名前を覚える必要はありません。耳・皮膚・目・おしっこ・心臓という5つの場所を、年1回の健康診断で見てもらう形にしておけば足ります。

ミニチュアシュナウザーの臭いで家で決められることと決められないこと

ミニチュアシュナウザーの臭いで家で決められることと決められないこと

ミニチュアシュナウザーの臭いについて家で決められるのは、手入れの頻度と相談する急ぎ方までです。原因がどれかの判定と病気の判断は、家では決められません。

家で決められる家では決められない
手入れの場所と頻度臭いの原因が病気かどうか
拭く回数と器の形外耳炎になっているか
記録しておく項目皮膚の状態の評価
相談する急ぎ方ご飯を変えるべきかどうか

場所で分けると手が3つまで減る

場所で分けると、やることが3つくらいまで減ります。全身の臭いとして扱うと手入れを全部増やすしかなくなりますが、出どころを決めればそこだけで済みます。

私なら、まず鼻を近づけてどこが強いかを決めます。顔が強ければ拭き取りを1日1回、体が強ければシャンプーの間隔、部屋が強ければ寝床を洗うところから始めます。

年齢で分けるなら、子犬のうちは触られる練習、成犬は頻度の見直し、シニアは寝床の側を優先という形になります。同じ臭いでも、手をかける場所が変わります。

急ぎ方も家で決められます。片側だけ強いならその日に連絡、全体がうっすらなら次の診療時間、顔だけなら3日だけ拭き取りで見るという形です。

病気かどうかは家では決められない

病気かどうかは、家では決められません。耳の臭いが外耳炎の症状に挙げられているということは、手入れの話として処理してはいけない場合があるという意味です。

だから、臭いが強いときに手入れを足していく方向だけで押し切らないほうがいいと私は思っています。耳の中をいじることが原因になる場合もあるので、やりすぎは逆に働きます。

家でやるのは、どこが強いか、いつからか、ほかに何が変わったかを集めるところまでです。集めた情報は相談のときにそのまま使えるので、無駄にはなりません。

ミニチュアシュナウザーの臭いに関するQ&A

ミニチュアシュナウザーの臭いに関するQ&A

臭わない犬ランキングは?

臭わない犬のランキングは、公的な機関が出しているものを確かめられませんでした。並びは作った人の基準で決まるので、出どころによって変わります。

順位より、においの少ない犬に挙げられる3つの特徴(顔にしわやたるみがない・シングルコート・マズルが長い)で見るほうが使えます。同じ犬種でもその子によって違います。

ミニチュアシュナウザーの欠点は何ですか?

挙がる欠点は手入れの手間が中心です。ブラッシングは毎日、トリミングもこまめにという紹介のされ方で、ひげの拭き取りも毎日の作業に入ります。

そのほかに、むだぼえのしつけが必要という書き方もあります。迎える前に、手入れを誰がやるかとトリミングの費用の置き場所を決めておくと後から困りません。

シュナウザーの口が臭いのはなぜですか?

口の中の汚れと、ひげが濡れたままになっていることの両方が関わります。歯垢や歯石、歯の間に残った食べ物が原因として並べられています。

見分けるには、口を開けずに鼻先の毛だけをつまんで匂いを確かめます。毛のほうが強ければ拭き取りの話、口の中のほうが強ければ歯と歯ぐきの話になります。

匂いがきつい犬ランキングは?

匂いがきつい犬のランキングも、公的な順位は確かめられませんでした。きついと言われる犬種に共通して挙がるのは、顔のしわが深い、毛が重なっている、口のまわりが蒸れやすいという特徴です。

ミニチュアシュナウザーは顔のしわが少なく鼻先も長いほうなので、この共通点からは離れています。それでも耳と口のまわりは別に見る必要があります。

シュナウザーが昆布の匂いと言われるのはなぜですか?

弱い独特の匂いがあるという飼い主の言い方で、原因の公式な説明は確かめられませんでした。毎日変わらない弱い匂いなら、その子の匂いとして置いておける範囲です。

分けて考えるのは強さと変化です。急に強くなった、片側だけ強い、部屋に残るようになったときは別の話になります。

シャンプーはどのくらいの間隔がいいですか?

シャンプーの間隔は、出回っている目安が3〜4週に1回と月1〜2回に分かれていて、公式の基準はありません。幅があるので、皮膚の様子で決めるほうが現実的です。

洗った翌日からもう油っぽいなら短く、2週間たってもさらっとしているなら長めに置けます。顔まわりを洗うときは耳を倒して、液が耳に入らないようにしてください。

ミニチュアシュナウザーは抜け毛が少ないですか?

少ないほうの犬種として紹介されています。室内で飼いやすい理由のひとつに、抜け毛と臭いが少ないことが挙げられていました。

ただし、抜けないということは古い毛が体に残るということでもあります。掃除は楽になりますが、ブラッシングの手間は残ると考えておいてください。

ミニチュアシュナウザーを飼って後悔するのはどんなときですか?

後悔するのは、手入れを誰がやるかとトリミングの費用の置き場所が決まっていないときです。語られるものは、この2つに集まります。

毎日のブラッシングと食後の拭き取りが生活の中に入るかどうかを、迎える前に家族で決めておきます。そこが決まっていれば、臭いの対策もそのまま続きます。

まとめ:ミニチュアシュナウザーの臭いで見るところ

ミニチュアシュナウザーの臭いで見るところを、要点だけ並べ直します。

  • 出やすいのは耳と口のまわり
  • 耳の臭いは外耳炎の症状に入る
  • 口の臭いはひげの濡れも関わる
  • 体そのものは少ないほうと言われる
  • 手入れの目安は出どころで幅がある

原因が病気かどうかは家では決められないので、決めるのは手入れの場所と相談する急ぎ方までです。片側だけ強い、ほかの変化が重なるというときは、手入れを足す前に動物病院へ相談してください。

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